【フリーランスの仕事の取り方】営業ゼロでもリピートと出会いで案件を得る方法

フリーランスとして独立したものの、「どうやって仕事を取ればいいの?」と悩む方は多いと思います。私自身も今でも悩んでいますが、フリーランスになって3年目どうにかなっています。
特に私は人と話すのが苦手な方なので、営業がかなり苦手です。そのため、メール営業などはハードルがものすごく高いです。フリーになった当初はどうやって案件を得ればいいのかかなり迷いました。
しかし3年間活動を続ける中で、無理に営業をしなくても“リピート”や“リアルな出会い”を通して仕事を継続できるようになりました。
今回は、営業ゼロでも安定して仕事が入るようになった私の実体験をもとに、フリーランスが仕事を得るためのコツを紹介します。

目次

フリーランスになりたての私の状況

私がフリーランスになったのが2023年になります。4年ほどweb制作会社で働いていたので、技術には多少自身がありました。しかしどのように案件をとっていけば良いのか非常に迷いました。初めはweb制作会社に営業メールを送ったり、SNSのXの投稿にあったコーダー募集の求人にDMして仕事を取る活動をしました。
しかし、営業メールはほとんど返信が来ず、SNSのコーダーの案件に関してはかなり低単価の案件だったので断念。。。(どのくらいの単価だったかというとTOPページ+下層ページ2pほどで2~3万円ほど。定期的に契約してしまうとフルで働いても、安定はするものの高い収入は見込めません)
初めは貯金があったものの、毎月の固定費や生活費でお金が減っていくのはかなりのストレスでした。

人との繋がりとSNS発信が案件獲得につながった

2ヶ月ほど仕事が無かった時期に、前職の人から案件をいただくことができました。その人とは今でも繋がっています。そして、時間があるときにnoteやSNSを発信していたので、その繋がりで、別の方から案件を定期的にいただくことができました。

このことから分かったのが、

「仕事は信頼のうえで成り立っている」
「自分がどういう人かを知ってもらうことが大切」

ということです。

まず、前職の方からは、私の「実力や作業対応の良さを知っていたので、安心して案件を振ることができた」とおっしゃっていただけました。そして、SNSの発信から案件をいただけた人は、「SNSを見てどういう人なのかを細かく知ることが出来たから仕事を振ろうと思った」とおっしゃっていただけました。

営業メールをいただく人の気持ちはどうなのか?

営業メールやクラウドワークスなどで案件を取る際に、営業メールを送信するかと思いますが、メールを受け取る側の気持ちはどうなのかを考えると仕事の受注がうまくいきます。

メールを受けとる側は、1日にかなり多くのメールが来ます。
自分の仕事もあるので、メールは全ては読まないと思いいますし、気になったメールのみ読みます。またその中から、その人がどういう人か分かる人でないと、一緒に仕事をしたいとは思いません。このことから、仕事は信頼が大切だということが分かります。

営業が苦手でも仕事は取れる!

フリーランスになると営業して案件を取らなければならないと考える人も多いですが、必ずしもそうではありません。営業が得意な人ならどんどん営業をして案件を獲得する方が良いですが、私のように営業が苦手な人も多いです。その場合、営業をやらないといけないという考えを捨てると気持ちが少し軽くなります。そして自分らしい営業スタイルを見つけていくことが大事です。

私に関しては、人と話して営業することが苦手なので、無理に営業はせずに、SNSなどで発信して向こうから依頼が来るようにする、リアルな出会いを大事にしてリピートを増やすなどです。

私なりの仕事の取り方

前章でも述べた通りに、私は人と話すのが極端に苦手です。どれくらい苦手かというと、学生時代はクラスの人と自分から話すことができず、社会人になっても電話対応が苦手すぎて、それを見兼ねて部署を変えてもらったくらいです。そのため、極力人と話さなくて済みそうという理由もあってweb制作会社に転職したくらいです。(転職後は電話対応もなくなり、基本チャットベースなのでかなり精神的に楽になりました)

そこで、現在の私なりの仕事の取り方についてご紹介したいと思います。

リアルな出会いを大切にする

私が現在案件をいただいている方のほとんどはリアルで一度は出会ったことがある方です。

・Webスクールで知り合った方
・前職の会社の人
・SNSで発信して、それきっかけで仕事をもらえた人
・交流会で知り合った人

そして全てその方からのリピート案件で成り立っています。現在は営業という営業は行なっておりません。

営業メールより交流会などで一度会う方が案件取得に繋がりやすい

私の経験ですが、営業メールで仕事を取れたのは一件だけで、リピートもいただけませんでした。そして単価も低めでした。そのうえリアルであったことがある方とは定期的に案件をいただけています。
メールやSNSでは伝わらない“人柄”や“信頼感”は、実際に会うことで一気に伝わります。なので、営業メールをするのも悪くはないですが、一度Web業界の交流会などに参加してみるのもいいかもしれません。

交流会・コミュニティからつながることもある

直接は案件獲得にはつながらないですが、web業界の人脈が増えることでひょんなことから依頼があることもあります。例えば、webの勉強会などです。私は仕事でWordPressを使用するので、WordPressの勉強会やwebの飲み会などにも参加します。そこで出来た人脈はかなり大切になります。そしてコミュニティに入って、自分がどういうことができるのかを発信するのもいいかもしれません。

自分のポートフォリオやSNSをしっかり構築する

交流会などで仲良くなっても、ポートフォリオやSNSをやっていないと、一度の交流会で会うだけでは信頼が低いです。そのため、交流会などに参加する前に自分がどういう人間なのかを知らせることができる媒体は必要だと思います。しっかり名刺やSNS、ブログなど準備しておくといいかと思います。

リピートで仕事を得るために意識して行動する

私がリピートで仕事を受注するために意識していることは以下です。

1.納期・品質・レスポンスは大事にする

常に意識していることとして、メールの返信のレスポンシブの速さや、納期、品質などは必ず守ります。メールの返信はどんなに遅くても12時間以内、またメールが返信出来なさそうな時には事前に「この日は忙しくメール対応が遅れます」などとクライアントに連絡します。

2.提案をする

例えば、制作依頼が来たときに、ただ来た指示だけをやるのもいいですが、自分なりに「こうした方がいいのではないか」と思ったことがあれば、提案として提出します。提案が通れば、信頼も生まれますし、リピートされることも増えると思います。

3.メッセージに尊重する言葉を付け加える

メッセージの1つ1つに尊重する言葉を付け加えると印象が良くなります。
「お手数ですが〜」「何卒よろしくお願いします」「引き続きよろしくお願いします」などでしょうか。
メッセージの1つ1つを丁寧に返信をすることが大切です。

焦らず、自分のペースで“つながり”を育てる

フリーランスとして仕事を続けていくうえで、大切なのは「数をこなす営業」ではなく、「信頼を積み重ねること」だと感じています。
営業が苦手でも、自分に合った形で人とつながり、誠実に仕事を続けていけば、自然と次のチャンスがやってきます。
私も最初は不安ばかりでしたが、リピートや出会いを通じて、無理のないペースで仕事を続けられるようになりました。営業が得意でなくても大丈夫です。あなたらしい働き方を見つけて、少しずつ信頼を積み重ねていけば、仕事はきっと途切れません。焦らず、自分のスタイルで続けていきましょう!一緒に頑張りましょう!

Web制作に限りますが、単価アップの方法なども解説しています!

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この記事を書いた人

沖縄出身。大阪のWeb制作会社で3年半勤務。東京・大阪で計10年生活。結婚を機に台湾へ移住し、フリーランスとして活動を開始。ノマド的な働き方に出会い、好きな場所で働ける自由さを実感しました。現在は沖縄在住。これからフリーランスを目指す方へ、案件獲得やスキル習得、旅するように働くコツを発信しています。

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