ノマドの仕事って何してる?台湾で2年半働いたフリーランスの実体験

ノマドと聞くと、海外を旅しながら自由に働いている姿を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし実際には、「ノマドの仕事って何をしているの?」「本当に生活できるの?」といった疑問を持つ方も多いはずです。私はフリーランスのWeb制作者として、日本の仕事を受けながら台湾で約2年半生活していました(実際には台湾現地で仕事もしていました)。完全に移動し続けるノマドではありませんが、海外に拠点を置きつつ働く“ノマド的な働き方”を実践してきました。

本記事では、台湾で実際にどのような仕事をしていたのか、ノマド向きの仕事や大変だった点、そしてそれでもこの働き方をして良かったと感じる理由まで、経験ベースで記事にまとめてみました。

目次

ノマドの仕事って実際は何をしている?

ノマドと聞くと、観光をしながら空いた時間に少しだけ仕事をしている、そんなイメージを持たれがちです。しかし、実際のノマドの多くは「普通に仕事をしている人」が多いです。私自身も台湾で生活していた当時、日中は台湾現地の会社で働いたり、Web制作の作業やクライアントとのやり取りに時間を使っていました。観光はできますが毎日ではありません。もちろん休日には街を歩いたり、観光地に行ったりと楽しむことはできます。

ノマドは「働く場所」を自分で選べるのがメリット

違いがあるとすれば、働く「場所」を自分で選べることです。自宅やカフェ、コワーキングスペースなど、その日の気分や状況に合わせて作業場所を変えられる自由はありましたが、仕事の中身自体は日本にいる時と大きく変わりません。納期があれば守る必要がありますし、連絡も迅速に返さなければなりません。仕事優先には変わりはありません。

ノマドだから特別な仕事をしているわけではなく、「場所に縛られず働ける仕事をしている」というのが実態です。

SNS広告で流れている、ビーチなどでパソコンを開いて作業しているイメージが多いかと思いますが、実際はそんなことはありません。個人的にはビーチのような環境で仕事はできませんw(デスクで仕事したいです)

台湾で2年半、実際にやっていた仕事の内容

私が台湾在住の時に行っていた主な仕事は以下です。

・Web制作
・マーケティングのサポート
・台湾現地企業でのライター

Web制作案件は不定期でクライアントから案件が来ます。会社ではないので、勤務時間は決まっていなく、納期までに完成させて納品するという形でした。その間にも、テキストベースでやり取りしたり、時にはzoomなどでミーティングをするなど、時間が拘束されていない分、忙しい時には深夜の作業もありました。

マーケティングサポートも時間の拘束はなく、依頼が来ると対応するという感じでした。クライアントが私の台湾在住の時に発信していたnoteをたまたま見てくださり、直接依頼が来るようになりました。仕事の内容としては、記事作成、SNS運用などになります。こちらは月に換算すると30〜40時間ほどの稼働がありました。

そして運がいいことに台湾現地企業で週に2,3回働くこともできました。こちらはライター業で、旅行会社の記事作成になります。出勤やシフトも自由に決めることができたので、Web制作案件が忙しい時には働く時間を減らすことなども出来たので、その点に関しては嬉しかったです。

私は配偶者ビザで台湾に移住していたので、台湾現地企業で働く事ができました。台湾で働くためにはワーホリビザ、就労ビザなどがありますので、それに応じてどこまで働けるかどうか変化します。因みに観光ビザでは台湾企業では働くことはできません。

ノマド向きな仕事・向いていない仕事

では実際にどのような職種がノマドに向いているのか・向いていないのかをまとめてみます!

ノマド向きな仕事

ノマド向きな仕事といえば、簡単にまとめると「パソコンとネット環境があれば完結する仕事」になります。代表的な例でいうと「Webデザイナー、プログラマー、Webライター、動画編集、マーケティング」などになります。これらの職種は成果物で報酬が決まることが多いので、史観に縛られることが少なくノマド向きな仕事になります。

私自身もWebデザイン、ライター、マーケティングを主な仕事にしていたので、海外で時間にあまり縛られることなく生活ができました。

ノマドに向いていない仕事

ノマドに向いていない仕事といえばその逆、「パソコンとネット環境が揃っているだけではできない仕事」になります。例えば、対面・現地対応が前提の仕事、電話対応が多い業務などになります。そのほか、常に即レスが求められる仕事などの場合、日本との時差が大きい場合は精神的にもかなりストレスになるかと思います。もしこのような仕事に就いていてノマドに興味がある方は最悪転職しなければならないと思います。

完全なノマドに向こだわらなくてもいい

ノマドといっても完全なノマドは初めから目指さなくても良いと思っております。まずは一週間国内で旅しながら仕事してみよう、一ヶ月だけ海外に行ってみよう、などでも問題ないと思います。いきなり仕事を辞めてフリーランスになって海外へ一年間生活しようとなると、もし慣れずに失敗した場合に後が大変になってしまいます。

いきなりワーホリなどで1年間海外移住してノマドになろうなどは個人的には進めません。海外生活は本当に大変で初めはかなりストレスが溜まります。(私も初めは慣れず体調が一ヶ月ほど悪かったです)
まずは少しずつ体験をしてみて、問題ないなと感じた時に思い切って行動に移すといいかと思います。

ノマドの仕事で大変だと感じること

2年半ノマドのような生活をしてきて楽しかったこともあれば大変だったこともたくさんあります。その中で今回は時に大変だったことをまとめてみました。

収入に波がある

フリーランスなら誰もが痛感することだと思うのですが、収入には波があります。仕事量もかなり波があり、忙しい時には毎日深夜まで作業の時もあれば、暇な時な一週間仕事がないなども時々ありました、私は台湾現地で仕事が見つかったので、その分の穴埋めはできましたが、もし完全なノマドだとかなり大変だと思います。

そして、海外で生活する場合は通貨レートも常に気にしなければなりません。私が台湾で生活していた2023年〜2025年頃は円安が進み、円の価値が安くなっていました。その影響もあってできるだけ円高の時に両替するなどしておりました。

海外で生活する場合、レートは毎日気になっていました。日本で生活していると円の価値などはあまり気にしませんが、海外で生活していると、数年間で円安が進み、周りの諸外国の経済成長も含め、日本経済が衰退していることがかなり実感できます。

たまに孤独感を感じる

海外で生活していて、ノマドで生活していると孤独感を感じるようになります。自宅で作業、カフェで作業していたりと、企業ではないので、どうしても一人の空間になってしまいます。それに加えて「海外」なので言葉で上手く会話する事ができないので、よりメンタル面に影響することがたまにありました。

観光と生活はやはり違います。観光では美味しいと思っていたものが、一週間ほどすると、日本食が恋しくなります、、

時差

私は台湾だったので、時差が一時間ほどと気にならなかったのですが、仮に業務委託で仕事を受けてリモートでの出社時間が決まっていた場合、時差が大きいとかなり大変だと思います。例えば日本の出社時間が9時から17時の場合、ベトナムでは朝の7時〜15時出社ということになります。海外ノマドで有名なヨーロッパのジョージアなどでは深夜から働かなければいけないことになります。海外でノマドをする場合は、時差も事前に頭に入れて計画することが大切になってきます。

それでもノマド的な働き方をして良かった理由

台湾で2年半ノマドのような働き方をして、大変だった点もあるのですが、結果的には良かったと感じています。

台湾でノマド的な働き方を経験して、一番良かったと感じているのは「視野が広がったこと」です。日本を離れて生活してみると、仕事のやり方や暮らし方は一つではないと実感しました。日本では当たり前だと思っていた考え方が、海外ではまったく違うことも多く、新しい価値観に触れる毎日です。それを体験できただけでも今後の人生においてかなり有益だと思っています。

また、働き方の選択肢が増えたことも大きな収穫です。必ずしも毎日オフィスに通わなくても、きちんと仕事はできると分かりました。その経験があったからこそ、今は「どこで、どう働くか」を自分で選べているのも現実です。

これからノマドを目指す人、興味ある方へ

ノマドに興味があるなら、まず大切なのは「先に稼ぐ力を身につけること」が大切だと思います。いきなり仕事を辞めて海外に行き、ノマドを始めてしまうと、思うように稼げなかったときに精神的にも金銭的にもかなり大変になります。「貯金があるから大丈夫!」ではなく、日本にいるうちに安定して収入を得る経験をしておく方が、結果的に安心して挑戦できます。

また、最初から移動し続ける生活を目指す必要はありません。まずは数週間〜数か月、同じ場所に拠点を置く「短期・拠点型ノマド」がおすすめ。生活と仕事のバランスを取りやすく、無理なく続けられるかと思います。SNSではノマド生活がとても楽しそうに見えますが、実際には大変なことも多いです。キラキラした成功例だけを信じず、自分に合った形を冷静に考えることが大切だと思います。

ノマドは目的ではなく「手段」

海外ノマド生活は、自由で魅力的な働き方に見えますが、実際には誰にでも合うものではありません。私自身、台湾で2年半生活しながら働いてみて、楽しいこともあれば、大変なことも多くありました。それでもこの経験を通して、働き方や生き方の選択肢が大きく広がったと感じています。

大切なのは、「ノマドになること」そのものを目標にしないことです。自分がどんな生活を送りたいのか、そのためにどんな働き方が合っているのかを考えたうえで、ノマドという選択肢を使うくらいの距離感が、長く続けるコツだと思います。

海外ノマドの理想と現実についてはこちらの記事で詳しく書いております↓

ノマドを体験できる「ノマドニア」

私は体験したことはないのですが、ノマドニアというワークショップは一ヶ月間で10種の職業を体験することができます。ノマドに興味があって、実際どのような感じなんだろうと疑問に思っている人はこちらを体験すてみるといいかもしれません。2026年は台湾もあるそうです。

フリーのWeb制作者です

ブログを見ていただきありがとうございます!
普段はフリーランスとしてWeb制作やマーケティング、Webライティングの仕事をしています。
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この記事を書いた人

沖縄出身。大阪のWeb制作会社で3年半勤務。東京・大阪で計10年生活。結婚を機に台湾へ移住し、フリーランスとして活動を開始。ノマド的な働き方に出会い、好きな場所で働ける自由さを実感しました。現在は沖縄在住。これからフリーランスを目指す方へ、案件獲得やスキル習得、旅するように働くコツを発信しています。

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